わしの暇つぶし

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ラインニュースのうざい見出し10個

今回はなぜか腹が立ってしまう「ラインニュースの見出し」を挙げていきます。以下に挙げるものは、芸能人がInstagramなどにあげた写真とそれに対する素人のコメントを紹介する記事です。こういった記事の見出しは大体「加工写真に『やりすぎ』の声」といったように「〜に〜の声」という雛形をとっています。これが腹立つんですよね。芸能人の写真と素人のコメントをいちいちニュースにするな、という気持ちは勿論あるんですが、それ以前にまず「〜の声」という体言止めがなんか腹立つんですよ。なんかこう、分かりますよね、生理的に無理な感じ。前置きも済んだのでそろそろ中身を見ていきましょうか。

 

・美脚写真に「脚長っ!」の声

ローラなどの女性モデルにありがちです。ローラがInstagramに脚の写真をあげることは全然構いません、モデルですから。問題はコメントの方です。「脚長っ!」って。いやさすがに普通すぎるだろ。見りゃ分かるわ。しかしこのケースはファンが悪いというわけではありません。脚が長い写真を見て「脚が長い」という感想を抱くのは当然のことですから。そんな当たり前のコメントをわざわざ見出しに持ってくるな、ということです。「美脚写真に『髪切った?』の声」とかならまだ許せる方かなと思います。

 

・弟とのツーショット写真に「弟もイケメン」の声

城田優とか広瀬すずとかがよくアップする、兄弟が一緒に写った写真。城田優と広瀬すずは好きですから全然悪くないです。いやまあ誰が悪いというわけではないんですけどねこれは。ただちょっとどうなのかなと思わせるのは写り込んでる兄弟の方なんですよ。それとなく「イケメン」って言われるの待ってますよね、きっと。素人のくせに。しかも「芸能人である兄、姉が写真を勝手にあげただけ。別に自分を賞賛して欲しいわけじゃないんですけど。」みたいなスタンスだと思います。中途半端に自己顕示欲を隠そうとするのが一番ダメです。兄や姉からどうしても撮らせて欲しいと言われたらせめて顔を隠すように言いましょうよ。「弟とのツーショット写真に『弟は月亭方正に似てる』の声」とかならまだ許せる方だと思います。

 

・カップル風写真に「お似合い」の声

ドラマで恋人役を演じた俳優と女優のツーショット写真についての記事です。ほっこりするので良いですこれは。シンプルに雛形が腹立つだけですね。ただファンの方、大抵「お似合い」って言いますよね。ほんとか?と思うときありますよ。「カップル風写真に『お似合わない』の声」というのもあっていいと思います。正直になりましょうね。

 

・ムキムキボディー披露に「惚れました」の声

これめちゃくちゃ腹立ちますよね。成宮寛貴みたいなポジショニングのイケメン俳優がやるやつです。以下のように思われる方がいらっしゃると思います。芸能人が顔写真をあげることを許すのなら体の写真も同じではないか、むしろ鍛えられた体は積み重ねた努力の成果なのだから顔写真よりもよっぽどいいではないか、と。その通りです。完膚なきまでに正しいと思います。しかしそのことを差っ引いてもなお、腹が立ってしまいます。顔写真は日常で撮る機会があるじゃないですか。旅行の時とか、行事の時とか。ただわざわざ上裸の写真を撮ることは中々ないですよね。だから腹立つんです。「ムキムキボディー披露に『まだいけるよ』の声」とかだったらいいですよね。トレーナーがコメントしてる感じで。上裸を披露すること自体を禁じ手とするなら「レントゲン写真披露に『惚れました』の声」とかもいいと思います。レントゲン写真で腹を立てる人はあんまりいないと思いますからね。

 

・寝起きすっぴん写真に「透明感すごい」の声

まず寝起きすっぴん写真ではないということですよね。でもまあそれはいいです今更。Mステの口パクに文句言う人いないですよね。踊りながら歌うなんて無理なわけですから。口パクをする代わりに完璧な歌と完璧な踊りを同時に提供する。いいじゃないですか。同様にして寝起きでありながら綺麗であるということは難しいんですよ、無理とは言わないまでも。寝起き風、とでも思っておけばいいわけです。エスカルゴ風みたいに。問題は「透明感」というワードですよね。誰が作ったんでしょうねこの言葉。流石に肌色だろ。どんなに綺麗な人でも流石に肌色ですよ。よくて白。「寝起きすっぴん写真に『東名感すごい』の声」とかならまだ許せる方だと思います。

 

・豪華な女子会写真に「全員可愛い」の声

高畑充希とかがやってますよねよく。これは正直別にいいですよ、楽しそうで。ただ「全員可愛い」というコメントはちょっと雑ですよね。一人一人にちゃんと目を向けてますか、ということです。可愛い人が集まってるから雰囲気で「全員可愛い」って言っとけばいいか、こういうのはよくない。いや、可愛くない人も混じってるかもよ、っていうことじゃないんですよ。もちろん全員可愛いです。ただ、全員可愛いのは当たり前なんだからもうちょっと違う視点からコメントしてくれよ、ということです。「豪華な女子会写真に『前田敦子久しぶりに見た』の声」とか。これなら前田敦子にツッコミのチャンスを与えることにもなりますからね。

 

・"顔入れ替え"写真に「一瞬気づかなかった」の声

顔を入れ替えて写真を撮るアプリかなんかが流行りましたよね、ちょっと前に。顔入れ替えなんてある程度面白いに決まってるんですよ。顔が入れ替わってるんですから。素人が内輪で楽しむなら全然構いませんが、芸能人がそれで一笑い取ってやろうというのはいかがなものでしょうか。「ザ・タッチの"顔入れ替え"写真に『一瞬気づかなかった』の声」とかならまだ許せる方だと思います。いいですねこれは。お母さんじゃないと説明つかないコメントですよね。"顔入れ替え"を悪とするならこんなのもあります。「"股間入れ替え"写真に『一瞬気づかなかった』の声」。穴兄弟発覚ですからね。

 

・"彼女とデートなうに使っていいよ"写真に「需要しかない」の声

まずこの「彼女とデートなうに使っていいよ」っていうハッシュタグがよくないです。せめて「使ってください」だと思いますけどね。まあこれに関してはいいです。あくまでジョークですからね。問題はその後ですよ。「〜しかない」っていうフレーズ、どうにかならないんでしょうか。「感謝しかない」とか「達成感しかない」とか、どうしてもスベってる感じがしちゃうんですよね。笑神様にて千鳥ノブが漁船の上で放った「エビの匂いしかせん!」というツッコミもかなりギリですよ。ノブだからまあセーフといった感じです。なのでこうしましょう。「"彼女とデートなうに使っていいよ"写真に『需要いっぱいある』の声」。なんか可愛くなりましたね。

 

・猫とのラブラブツーショット写真に「猫になりたい」の声

美人女優が、撮影で使われた猫を抱き上げたりしてるやつです。そのテンプレートのコメント、もういいですよ。思考停止で言ってますよね。あ、女優と猫だ、猫になりたいって言っとこ、こんな感じだと思います。テンプレートになってる言い回しで面白いものってほとんどないですよね。そういう言い回しは斬新だから面白かったわけです。「猫になりたい」なんていう視点があったのか、凄いな、という具合に。テンプレート化された時点で斬新じゃ無いですから既に賞味期限は切れてるんですよ。そこに気づいていただきたい。猫になりたい、という感想はわかるんですよ。私も有村架純が猫と戯れる写真を見たときは流石に猫になりたいと思いました。でもね、言うか言わないかはとても大事ですよ。もっと慎重にコメントしましょう。肩の力を抜いて「猫とのラブラブツーショット写真に『猫飼いたい』の声」ぐらいがいいと思いますよ。知らねえよ、というぐらいが。もしくは「猫とのラブラブツーショット写真に『私は貝になりたい』の声」とか。中居くんでも言わねえよ。

 

・撮影合間の寝顔写真に「天使ですか?」の声

女優さんよくやりますよねこれ。ほんと可愛いです。やはり写真自体には何の文句もございません。またしてもコメントの方ですよね。ファンの皆さん、もう少し頑張ってくださいよ。もう一度言うことになってしまいますが、これもテンプレですよ。これではせっかく写真をあげた女優さんが可哀想じゃないですか。もう少し質を上げていきましょうよ。例えば「撮影合間の寝顔写真に『天使、いや、天津飯ですか?』の声」とか。「よく見たらデコにも目あったわ」じゃねえよ。寝るときは第3の目もつぶるんですね。ドラゴンボールを知らない人はこんなのも有りかなと思います。「撮影合間の寝顔写真に『ねんねんころりよ♪おころりよ♪』の声」。もう寝てるよ。下手したら起こすことにもなるだろ。キモ路線も行っときましょうか。「撮影合間の寝顔写真に『俺の夢でも見てるのかな?』の声」。キモすぎる。これぐらいはやって欲しいです。

 

皆さんもInstagramにコメントをつけるときはぜひ注意してくださいね。