わしの暇つぶし

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寒い言葉集

寒い言葉を集めました。

 

・「カオスすぎるw w w」

カオスって言っときゃいいみたいな感じがめっちゃ寒いです。こういうタイプの言い回しは、最初に考えた人が最初に言った一回だけが面白いのであって、普及してしまった後はただ寒いだけです。

 

・「フリが雑 w w w」

これ逆です。ツッコミが雑なんですよ。上手くツッコめないから「フリが雑」で片付けちゃうんです。さらに腹立つのは、しょうもないツッコミしかできないくせして、「フリ」という専門用語をいっちょまえに使っちゃってることです。

 

・「無限に〜」

Twitterの言葉を現実で使うとどうしても寒くなってしまいます。「草」とかは昔に比べれば受け入れられてきていますが、まだまだ寒いです。普通に「臭っ」と言うと「草」って言っちゃったみたいで恥ずかしくなりますよね。これ本当迷惑なのでやめてください。「無限に〜」はなんか生理的にきついです。

 

・「男子校のノリ」

うわ、ちょっと一回すいません、蕁麻疹出てきた。失敬失敬。この言葉ってなんでこんなに気持ち悪いんですか?これって男子校出身の奴が言っても男子校出身の奴が言っても気持ち悪いですよね。どぎつい下ネタを言ったり、尻やチ○コを出したりした人に対して、「おい w w男子校のノリやめろよ w w w」みたいな。いや、そうじゃないですよね。彼がそういう路線で勝負してるっていうだけであって、彼が男子校出身であるということはほとんど関係ないんですよ。男子校のノリではなく、彼のノリなんです。この、なんて言うんですか、集団のイメージを個人に強く落とし込む考え方って言うんでしょうか、めちゃくちゃアホですよね。男子校の人がみんなガツガツ下ネタ言うわけじゃないし、逆にガツガツ下ネタ言う人がみんな男子校出身者なわけないじゃないですか。考えたら分かると思うんですけどね。次の言葉も同様の理由で寒いです。

 

・「○○高生は〜」「○○大生は〜」

例えば「東大生は〜」で考えてみましょうか。外部の人が「東大生は頭いい」というのはまだしょうがないと思うんですよ。でもですよ、「東大生はコミュ力が低い」とか「東大生は真面目だ」とか、よく聞きますけど、そんなわけなくね?考えたら分かるじゃん。どんな集団にも多様性あるじゃん。全員がコミュ力低いわけないし全員が真面目なわけないじゃん。そして一番キモいのは、内部の人が「○○大生ってそういうとこあるよね笑」みたい言うことですよ。内部にいたらなおさら多様性があることは理解できますよね普通。どうして出来ないんですか?そしてこの言い回しには「俺もその○○大生の一員だ!」みたいな臭みが含まれていて余計に嫌です。

 

・「イキっていいすか?」

これは現実で使っている人はあまりいないです。主にTwitterですね。「イキっていいすか?」って質問じゃないんですか?なんで誰も返事してないのに勝手にイキるんでしょう。これね、逆に腹立ちますからね。「イキってるという自覚があればイキっていい」みたいなのないですからね。自覚があったってなくたってイキりはイキりなんですよ。自覚アピールは小賢しさ上乗せでさらに減点です。

 

・「お前それ俺より頭おかしいぞw w w」

うわぁ痒い痒い痒い痒い。これやる人結構いますよね。これを使ってる人は対象者の頭がおかしいと言いたいのではありません。自分の頭がおかしいことを自慢したいのです。こういう姑息なカムフラージュを交えた自慢は一番寒いです。この例のように他人との比較で自分をチラつかせてみたり、自虐風に自慢してみたり。そういうの全部バレてますからね。この言い回しがドギツイのにはもう一つ訳があります。それは自分で自分を頭おかしいと言ってしまっている点です。本当に頭おかしい人は自分のことを頭おかしいとは言いません。本当は頭おかしくないけど頭おかしいと思われたい、という気持ちが滲み出ちゃってるんですよ。頭おかしいキャラで売っている人は絶対この言い回しはしないように気をつけてください。一気に冷めるんで。

 

結局寒いかどうかって主観なんですよね。僕は昔、「〜しかない」という表現を寒いと感じていました。「感謝しかない」とか「需要しかない」とか。ただ、千鳥ノブが船上ロケで、臭いタオルを嗅いだあと「エビの匂いしかせん!」というツッコミを放ったのを観てからは、それほど寒いと思わなくなりました。結局こんなもんです。上に挙げてきた例も、仲のいい友達がたまたま使ってたら、さほど気にならないでしょうし。

 

主観ギャグやります。

 

(目の横から両手を斜めに前後させながら)「客観客観」(目の横から両手を真っ直ぐ前に出しながら)「主観!」×2