わしの暇つぶし

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渋谷の穴場デートスポット10選

ハチ公前広場

ハチ公像を中心に据えた広場。全く広くないのでハチ公前狭場(せまば)とも呼ばれる。日本で最も有名な待ち合わせ場所であるだけに待ち合わせに対する保証が手厚く、待ち合わせに失敗した際には、ハチ公が交通費とその月の風俗代を全額負担してくれる。外国人が非常に多く、ケインコスギとその亜種が8割を占める。最近ではハチ公もすっかりかぶれてしまい、「What's up?」と鳴くようになった。

 


マーク下

渋谷マークシティの一階にあるスペースのこと。待ち合わせ場所として利用されることが多い。「なんでマークシティの下なのにマークシティ下じゃなくてマーク下なんだよ」という違和感に襲われると一生眠ることができない。お笑い芸人のゆってぃでさえ、この違和感を気にしないことはできなかった。同時発売の「マーク右」、「マーク上」を揃えてキッサキ神殿に行くとレジギガスに会える。

 


カラオケ歌広場センター街店

人気のカラオケ店。エレベーターは受付のある五階にしか停まることができない。かつては全ての階に停まることができたのだが、村上春樹がノーベル文学賞を逃す度に一つずつ減っていった。また、ドリンクバーも五階にしかなく、他の階に部屋を当てられるとわざわざ階段を昇り降りしなくてはならない。中央集権国家の象徴として社会科の教科書に写真が載っている。ゴールデンボンバーの歌広場淳と苗字を同じくしているが、血縁関係はない。

 


スクランブル交差点

言わずと知れた巨大交差点。ミッフィーの口が突然変異を起こし巨大化、いつのまにかスクランブル交差点となった。自撮り棒を持って交差点を渡る外国人を吸収することで成長を続けている。勤労感謝の日には、信号が1秒に2万回切り替わるイベントが発生し、血祭り騒ぎとなる。毎年8cmのペースでハワイに近づいてもいる。

 


道玄坂

果てしない上り坂。不思議なことにどちらから歩いても上り坂である。道沿いにラーメン屋しかなく、坂全体が豚骨臭い。この坂にちなんだアイドル、「道玄坂46」は、3人のラーメン評論家と43匹の豚、そして101匹の犬で構成されている。その傾斜っぷりが日本国民に絶大な影響を与えたとして人間国宝にも認定されている。

 


春日亭渋谷センター街店

油そばの名店。客がマジックペンで書いたメッセージによって店の壁が埋め尽くされているが、書いた者は全員逮捕されている。美味すぎて即死するためリピーター率は0%である。渡部篤郎や陣内孝則といった大物俳優がお忍びで通っていない。

 


MODI

おしゃれなショッピングモール。建物全体が巨大な生命体であり、全ての従業員はMODIが産み落とした擬似人間である。自分より繁盛しているヒカリエを敵対視している。「素手による喧嘩では、いつも一方的に殴り勝っている」と周囲に自慢しているが、ヒカリエは生命体ではない。地下から根を伸ばして渋谷の地下鉄を全て乗っ取ろうとしたことがあったが、東横線まで届かなかったため諦めた。大学ではIKKOの後輩だった。

 


CONA

渋谷最強のコスパを誇る立ち食いピザ屋。500円でピザ、サラダ、ドリンク、Nintendo Switchが食べられる。基本的に立ちながらの食事となるが、常連客は立ちすぎていっそ浮遊している。浮遊を体得した常連客は二週間もすると蛹となり、さらに一週間が経つと蛹にならなきゃよかったと言い出す。

 


SHIBUYA TSUTAYA

スクランブル交差点の一角にそびえ立つ孤高の存在。内部にスターバックスを取り込んで光合成させているため、異常なまでに巨大化した。現在48階建てとなっており、これは言うまでもなく、全国のTSUTAYAの中で最も臭い。1階はDVD、2階はCD、3階から48階は六角精児のオフィシャルグッズを扱っている。

 


マツモトキヨシ 渋谷PART1、PART2店

近接した二つのマツモトキヨシ。元々は一つの大きな店舗だったが、一億年前から一億二千万年前に起こった大規模な地殻変動により、分裂した。PART1店が主旋律、PART2店がハモり、DJケミカルが木琴を担当する。新宿に渋谷PART3店があり、池袋に渋谷PART5店がある。4という数字は縁起が悪いのでPART4店は埼玉にある。