ハラスメントが行き過ぎた恐ろしい未来
山口「塚原さん、お疲れ様〜」
塚原「部長、それオツハラですよ?自分だけ先に帰ろうなんて…笑」
山口「あ、そうなの…?どうも厳しいな最近は…」
岡本「部長、それもグチハラですよ笑…士気が下がるから良くないってことで世間は落ち着いてるじゃないっすか笑」
山口「へぇ…そうなんだ…全然知らなかったよ…」
中島「部長、今のはムチハラに当たると思います。何でもかんでもこちらに説明させないでください」
山口「あ…知らないのもダメなんだ…参ったね…笑…じゃあもうちょっとだけ作業しようかな…笑」
塚原「部長…笑…今のはヤルハラですか?笑…自分がやるんだからお前らもやれっていう…?笑」
山口「いや…別にそんなつもりじゃ…ごめん、悪かったよ………みんな何か飲みたいものあるかい…?外で買ってくるよ笑」
岡本「部長〜笑笑…ここに来てオゴハラですかぁ〜?笑笑…お金を使って心理的に優位に立とうとする卑劣な行為ってことで世間は落ち着いてるんすよ笑笑」
山口「これは驚いたな…笑…まさか奢るのもダメとは…笑…じゃあ塚原さんの肩でも揉んじゃおうかな…笑…何つって…はは…笑」
中島「部長、今のは普通にセクハラですよ。」
山口「あ…それはそうか…何だかしっくりくる………安心感すら覚えるよ……」
塚原「部長…?今のはヒラハラですか…?開き直っちゃって…笑」
山口「それはもうJupiter歌う人じゃないか…というか君たちさっきから喋ってばかりで手が止まってないかい…?」
岡本「部長〜笑…今のマキハラっすよね?巻け巻けって笑」
山口「それもうやっぱり恋する人じゃないか…はぁ、疲れた……なんだかお腹が空いてきたよ…」
中島「部長、それはハラハラですよ。自分だけ腹が減ってると思わないでください。」
山口「ジャイアンツの監督二回呼んじゃったみたいになってるよ……また就任するから合ってはいるけど……ごめん、もうすぐ終電が来るから本当に帰るよ…」
塚原「そうですか…お疲れ様です。」
岡本「お疲れっす!お気をつけて」
中島「お疲れ様です」
駅のホーム
山口「はぁ…ハラスメントハラスメントってどうしちゃったんだろ…流石に厳しすぎる気がする……それにしても電車遅いなぁ…」
アナウンス「お客様にご案内申し上げます。二番線に参ります最終列車ですが、車掌がお客様からカケハラ、すなわち駆け込み乗車ハラスメントを受けたショックから立ち直れず、現在運転を…」
山口「やめちまえ!!!」