わしの暇つぶし

暇つぶしにもってこいの面白ブログ

一発ギャグ100連発【完全オリジナル】

 

ガチのオリジナル一発ギャグをガチで100個集めました。

 

(動きや言い方などは説明させてもらってはいますが、好きに変えてもらっても構いません。)

 

1(洋服の青山のリズムで、若干しゃくれながら)よ〜く〜見る〜と顎長っ♬

 

2(箸で上品に米を食べる動きをして)う〜ん、美味しい土!♬


3(鼻から息を何回も吸い込んで)スッ、スッスッ、スッ、スッ、スッ、スッス鼻ん中良い匂〜い!♬


4(腹の肉をむしり取りながら)話題沸騰、肉むしりダイエット


5(両腕を頭の後ろに回し、脇を開閉しながら)無料で脇汗配ってます

 

6(ミスチルのHANABIのリズムで)決して捕まえることのできない、ハマチのような動きの人♬(寝っ転がってのたうち回りながら)

 

7(仰向けになり、膝を曲げ股を開閉しながら)どうも、宇宙のゴミです

 

8(上がってくる右腕を左腕で下げるという動作を繰り返しながら)おい、おい、右腕発情期〜♬

 

9(仰向けになり、事件現場の死体をかたどったロープのような格好をして)どうも死体です

 

10 うるせえな!うるせえな!お〜れはうるせえな!(大きい声で)

 

11(指を折って数えながら)ピザピザピザピザピザピザピサの斜塔〜♬(体を前傾させて)

 

12(自分の腕を自分の体に巻きつけて捕らえられているようにし、抜け出そうと必死に動きながら)おいメロスもっと走れ!!

 

13 高いところのものを取る時に自由形みたいになるやつ(爪先立ちしながらクロール)

 

14(世界に一つだけの花のリズムで)世界に一つだけの鼻くそ♬(「だけの」ぐらいで鼻に人差し指を突っ込み、その指でナンバーワンを表す)

 

15(喉を叩きながら)ワレワレハ、ノドヲタタクブゾク

 

16(口のあたりを両方の指でつつきまくりながら)口内炎潰し!

 

17(変顔でぴょんぴょん跳ねながら一周回り)どうも、八方ブスです

 

18(その場でバスケのドリブルの動きをし、キャッチしてまた始めて)ダブルドリブル、からのトリプルドリブル、からの百万トラベリング!(ボールを持って足をバタバタしまくる)

 

19 皮が剥けていないウグイスの鳴き声。ほー、ほうけいきょ

 

20 (指差しながら数えて)1、2、3、4、5、6、7、8ピザ8個!♬(ピザハットのリズムで)

 

21(お尻を突き出しながら)ブリブリブリ、ブリブリブリ。優しさはお尻から

 

22 馬鹿なCMソング。ウイスキーはお酒でしょ?♬

 

23(爪先立ちをして)エアハイヒール!からのエアステテコ!(爪先立ちのまま何もしない)

 

24(大きな古時計のリズムで)今は もう 動かない〜おばあ〜さんの〜電マ〜♬使いすぎ。

 

25(両手でDの形を作りながら)ごめん、今Dで手一杯なのよ

 

26(空に向かって手を振り)おーい!人工衛星!

 

27(皮膚の少し上を揉むようにして)オーラのマッサージ

 

28 後悔しがちなお化け。う〜ら〜め〜に〜で〜た〜

 

29(右手を右肩に、左手を左肩に開き、肘を横に突っ張って、膝は横に曲げ、膝と膝の間に隙間ができるようにして)どうも、卵巣です

 

30(歯を抜くジェスチャーのあと、その歯に向かって)お前は永久に永久歯なんだよ!!

 

31(手を羽のようにパタパタさせながら、蜂の歌のリズムで)ブンブンブン、鉢合わせ♬(鉢合わせになってびっくりする)

 

32(両腕を前後左右に動かして押したり引いたりしながら)ここ一帯の気圧を調整してます

 

33 ホップステップジャングル大帝(ジャングル大帝レオのポーズ)

 

34(前後左右から引っ張る動きをして)いろんな人の後ろ髪引いてます

 

35(土下座をしながら)どうか、どうかこの大胸筋で勘弁してください!(大胸筋をアピールしながら)

 

36(違う違う、というジェスチャーをして)ちっちっち乳!(下乳を支えるジェスチャー)

 

37(顎のラインに人差し指と親指を開いて当てがい、その角度を保ったまま手を離して)82度測れます

 

38(鼻をトントン叩き)鼻くそにストレス与えてます

 

39 裏拳!からの表拳!(裏拳から逆に振り戻して)

 

40 歯ブラシを原点とした非慣性系に暮らす人(歯ブラシを固定して体を動かし、歯を磨く動きをする)

 

41 悲しいんだか、ガンつけてるんだか、分からない人の顔(眉毛と眉毛の間の皮膚を上に引っ張り、少し顎を引いて上目遣いで相手を見つめる)

 

42(鼻の穴を指で広げて)鼻の穴クパァ!

 

43(目の前に指をペタペタしまくって)指紋バリアー!

 

44(うなずきながら)へぇ〜そ〜、ヘソ!!(ヘソを指差す)


45 あー言えばこう言う!あー言えばこう言う!あーいえばフォーユー(どうぞ、というジェスチャーをして)

 

46(人差し指を肛門に突き刺して)ブスッ!あぁっ!第一肛門、突破されました!!

 

47 嫌な必殺技シリーズ1、頭痛移し!(頭痛を移しそうなジェスチャー)

 

48 全力まばたき!(目をぎゅっとつぶり、めちゃくちゃ見開く)

 

49(手足が痺れているようなジェスチャーをしながら)どうも、神田うのの金銭感覚です

 

50(ビオレのCMのリズムで、手をお尻につけて振りながら)尾ビレ♬

 

51 クッパビビンバ正念場。クッパビビンバ正念場。(クッパビビンバのところは食べるジェスチャー、正念場のところは我慢のポーズ)

 

52 昆布!わかめ!海苔!海藻列車が参ります

 

53 あの木なんの木もらい泣き(泣く)

 

54 掻き込み乗車。待って〜!(クロールをしながら)

 

55 おしくらまんじゅう押されて泣く泣く正当防衛(押した相手をライフルで撃つ)

 

56 デコピン、デコピン、すねピン(低めにデコピンを放つ)デコピン、デコピン、ふくらはぎピン(低めに裏から放つ)

 

57(ニコニコ動画のリズムで)にーこにこ童顔♬(スマイル)

 

58(両腕でアッパーを放ちながら)それいけアッパーマン!

 

59 やる気元気いわき俺!やる気元気いわき俺!(やる気元気いわきまでは原作通り、俺の部分で自分を指差す)

 

60 欲張り節分。鬼は〜外、トヨタの売り上げの半分は〜うち

 

61 ノリノリノリノリ乗り越し精算♬(小銭を入れるジェスチャー)

 

62(一休さんが考える時の仕草をしながら)考えてるんじゃありません。側頭部につむじ作ってます。

 

63 あー悲しい悲しい、心のワイパ〜♬(心臓のあたりで左手人差し指を往復させて)

 

64 アー ユー デブ?ノー!!アイム ファット!

 

65 (アディーレのリズムで)便意なしに、オティーレ♬

 

66(その場で走る仕草をして)これが人生

 

67 やだよやだよぉー!扁平足やだよぉー!(泣きながら)

 

68(ピカピカの一年生のリズムで)ピカピカの、一浪生♬

 

69 アキレス腱伸ばし縮め(アキレス腱を伸ばしたと思ったら、後ろ足を地につけたまま前足を後ろに持ってきてアキレス腱を縮める)

 

70(宇宙戦艦ヤマトのリズムで)宇宙〜戦艦〜やまねぇ〜!(アンガールズ田中のモノマネで)

 

71 大きな栗の木のしかばね〜♬(しかばねのところでしかばねになる)


72 しくしくしく、しくしくしく、生類憐れんでます

 

73(脇の下をガン見しながら運転して)脇見運転

 

74 ジャブ ジャブ ストレッチ、ジャブ ジャブ ストレッチ。(好きなストレッチを)

 

75(喧嘩の前にやるように指を鳴らして)ボキンボキン募金(小銭を入れるジェスチャー)

 

76 あ〜緊張する緊張する〜。そうだ、人人人、パクッ…もぐもぐ…ギュ〜〜!おい誰だよ下剤入れたの!!(手のひらに『人』と三回書いて食べるやつ)


77(一本満足のリズムで)万万万引き!いっぱい万引き!(一本満足のダンスに万引きの時の手の動きを加えて)

 

78 逆ライザップ。ブーチブーチ、ブーチブーチ、テレッテッテッテテレッテッテッテ(前半の暗い時にムキムキポーズで顔はどんより、後半の明るい時にだらしなさを全開にして笑顔に)

 

79 カビを殺せるのかと思ったら、ただカビが苦手な人。(カビキラーのリズムで)カビきらーい♬

 

80 見せてやる!この俺の最強の防御!必殺!悪口を意に介さない心

 

81 性格の悪いゆず。人知れず〜流した〜噂〜があった〜

 

82 脳が右膝にあるやつ。うわ!危ない!(必死に右膝を抱える)

 

83 Wi-Fiが弱いよ。(両腕をWi-Fiマークの角度に開き、その間で頭を往復させる。一本しか入っていないことを表している)


84 右肩が外れているラーメン屋。(腕ダランダランで湯切りをしまくる)

 

85  残像ポンデリング!(片手の人差し指と親指で輪っかを作り、それを両手用意する。その輪っかをペタペタ円形に押していき、ポンデリングを作る)

 

86(仰向けになり、膝を曲げ、両腕で股を開きながら)ここは俺に任せろ!あとで合流する!…早くっ!!!

 

87 (左手で何かを掴み、それを目の前に置き、右手でそれをなぞってアーチを掘り、右に流す。これを繰り返しながら)土踏まず作ってます

 

88 雪やこんこん墾田永年私財法!(墾田永年私財法のところはテンポよく鍬を振るう)

 

89 喧嘩っ早い女優、杏。(三菱のCMの杏を真似て)憎いね、目潰し!(目潰しのジェスチャー)


90 巨乳、巨乳、貧乳、巨乳、羽生!(巨乳、巨乳、貧乳、巨乳と順に指差していき、羽生のところでその腕を高く上げ、ソチオリンピック終わりのあのポーズをとる)

 

91 歩きスマホ綱渡りスマホ(歩きスマホのジェスチャーと綱渡りスマホのジェスチャー)

 

92(かっぱえびせんのリズムで)やめられない止まらない、シートベルト♬(シートベルトを締めては戻す動きをリズムよく繰り返し続ける)


93  8×4潰し!(8×4をシャカシャカ振って脇に吹きかける動きの直後、脇を思いっきり閉じてから)

 

94(ガッツポーズで思い切り力みながら)腕力発電!

 

95 サブリミナル変顔。(一瞬だけ変顔をする)

 

96 でんでん虫虫型崩れ(肩を揺らして型崩れを表現)

 

97(天使の羽のCMのように)背すじピーん!乳首ニョーン!


98(コジマのリズムで)こ〜〜〜じき!(くださいのポーズをしながら)

 

99 復習、復習、服毒、復習、チ〜ン(復習のところは勉強するジェスチャー、服毒のところで毒を飲み、他界)

 

100(お仏壇の長谷川のリズムで)お仏壇の右側〜♬(肘を直角に曲げ、前腕同士をくっつけて顔を隠すように。そこから前腕を開き、仏壇を表現。右側〜♬のところで体の向きを変え、右側面を見せる)

続編はこちら - 一発ギャグ100連発②

以上です。

 

ポケモン一発ギャグ集

 

・「起立、気をつけ、霊獣ボルト」(少し前かがみになり、腕は霊獣ボルトのようにして

 

・「位置について、よーい、ドンファン!…こおりのつぶて!」(腕を鼻のようにうねらせながら)

 

・「ふしぎなアメ食い過ぎたやつ。テテテテン!テテテテン!テテテテン!…」(テテテテンのレベルアップの音のタイミングで歩くのを止めながら」

 

・(めちゃめちゃ屈強な体で)「どうも、ヌケニンです」

 

・「ファイヤーサンダーFree Hug」(ハグのジェスチャーをしながら)

 

・(ビックカメラのリズムで)「ビーックビックビックビックカメックス」(カメックスのポーズ)

 

・(まあまあまあ、というジェスチャーをしながら)「たまたま、たまたまテレレレレレレン」(タマタマの鳴き声のゲーム音)

 

・(てくてく歩きながら)「てくてくてくてくテクニマッパ」(パンチを放つ)

 

・「はかいこうせん!からの反動で動けなーい♬」

 

・「あんあんあん、とっても大好き、ドラピーオンー」(両上腕を突っ張って真似しながら)

 

・(くださいのポーズをしながら)「くれくれ、くれくれ、クレセリア!…三日月の舞!」(両手を手ブラのようにして三日月の舞を踊る)

 

・(ムラムラしながら)「ムラムラムラムラムーランド!…かたきうち!」(ムーランドの姿勢になり、かたきうちを繰り出す)

 

・(キュレルのCMのリズムで)「キュレム♬」(しゃくれながら100°ぐらいのお辞儀をして)

 

・「おーっとっと、おっとっと、オーロット!やどりぎのたね。」(オーロットのポーズで)

 

・(ピカピカの一年生のリズムで)「テカテカの、テッカグヤ♬」(テッカグヤのポーズで)

 

・「はっけよーい、ノコッチ」(ノコッチのポーズを姿勢に)

 

・(脛を掻きながら)「ポリポリポリポリポリゴン2!ダウンロード。」

 

・「Eメール、Gmail、ガーメイル!…色眼鏡!」

 

・「とくせい『いかく』のやつの苦悩。お、おはよう、シャァーー!おぉー久しぶり、シャァーー!ごめーん、お待たせ〜、シャァーー!もう嫌!!」

 

・「ポケットモンスター。縮めて、ケトモス!!」(サンシャイン池崎の言い方で)

 

靴飛ばし・天気対応表

靴の角度から細かい天気を予想できます。

 

0°→晴れ

10°→みぞれ

20°→霧

30°→ひょう

40°→台風

50°→ハリケーン

60°→乾燥

70°→雷

80°→猛暑

90°→曇り

100°→雪

110°→粉雪

120°→コナァァァユキィィィィ〜…!

130°→んねぇ…!

140°→時ぃ〜に頼りぃ〜なくぅ…心は揺ぅ〜れるぅ〜…アッハァ〜アァ〜!

150°→残暑

160°→砂煙

170°→ソレェェェェェェデモォォォォォォォオォ…!僕は君のぉ〜ことっ…守り続けぇ〜たぃぃぃぃぃぃィァアアァァァッ…!!

2012°→活動休止

 

靴飛ばし技一覧

・かかと止め→鼻通りがよくなる

 

・つま先止め→鼻くそが減る

 

・ヒールフック→鼻毛が増える

 

・Reebok右払い→鼻息が収まる

 

・adidas殺し→鼻筋が通る

 

・靴ベラファニーダンス→鼻が増える

 

・シークレットブーツ・ザ・シークレット→鼻がみじん切りになる

 

・中敷きブレイクスルー→鼻が左脇の下に移動する

 

・Reebok左払い→勘が冴える

 

 

ウケる自己紹介【例文多数】

 

・こんにちは、山田です。体からWi-Fi出せます。

 

・こんにちは、山田です。良い匂いの屁出せます。

 

・こんにちは、山田です。兄が1人、妹が38人います。

 

・こんにちは、山田です。芦田愛菜ちゃんと付き合ってます。

 

・こんにちは、山田です。好きなきのこはシイタケ、嫌いなきのこはシメジです。

 

・こんにちは、山田です。好きな指は薬指、嫌いな指は親指です。

 

流石にここまではできないと思いますが。テイストはこんな感じ。

 

自己紹介でウケたいと思ったら、ウケを狙っていることを隠してはいけません。チキってボケなのかボケじゃないのか分からないぐらいのボケを入れるのが一番寒いです。とはいえ初対面の相手から爆笑を奪うことは不可能ですから、ボケの種類は考えましょう。「あはは!」ぐらいの笑いが起こるようなボケがいいですね。

 

短さもポイントです。誰も初対面の人の長話なんて聞いてくれません。5秒以内に終わるのがベストでしょう。

 

上の二点を考えると、ベストなボケは「嘘」か「マニアック」でしょう。

 

自己紹介って自己紹介しなくていいんです。友達や同僚が自己紹介で何言ったかなんて覚えてませんよね?どうせ覚えてもらえないんですから嘘言ってでも印象に残った方がいい。

 

「嘘」は便利ですよ。嘘と分かる嘘です。自己紹介だけでなく、スピーチとかにも使えます。例えば、背が低いのに「背が高すぎてよく頭ぶつけます」とか、デブなのに「ガリガリなので頑張って食べます」とか、こんな感じです。こういうスマートな嘘をマスターしていただきたい。

 

「マニアック」は要は「知らねえよ」待ちのボケです。自己紹介専用みたいなところがありますね。「嘘」に比べると難易度はかなり高いと思います。上の例のように「好きな指」を言うのは結構いいんじゃないでしょうか。ぜひ、自分なりのマニアックを見つけてください。僕は圧倒的に「嘘」をお勧めしますが。

 

申し訳ございません、僕の自己紹介がまだでしたね。

 

僕は1997年、埼玉県に生まれ、4歳の時に地元の幼稚園に入りました。当時はお友達とポケモンごっこなどをして………

 

ツッコミのコツ【〇〇みたいに言うな】

「サークルとか入ってる?」

「うん、サーカス系サークル」

「なんやそれ。サークルKサンクスみたいに言うな」

 

「花粉症?」

「うん。マジで春先アホンターレ」

「なんやそれ。川崎フロンターレみたいに言うな」

 

「ごめん」

「謝らないでいいからケジュメ見せろよ」

「なんやそれ。レジュメみたいに言うな」

 

「この前気絶してさぁ」

「マジ?失神老いるよ」

「なんやそれ。NISSHIN oillioみたいに言うな」

 

「ちょっとこれ見てくんね?」

「悪い、そーらあとでい!」

「なんやそれ。ローラアシュレイみたいに言うな」

 

「誕生日プレゼントどうしよう…」

「おー見や!あれでぃーじゃん!」

「なんやそれ。大宮アルディージャみたいに言うな」

 

「二郎どこ?」

「あー、二郎らもパン釣ったよ」

「なんやそれ。ジローラモ・パンツェッタみたいに言うな」

 

「悪い、ペン貸してくんね?」

「ほい、エレガント貸し出し!」

「なんやそれ。エレファントカシマシみたいに言うな」

 

「このコルクでかっ」

「うわ、長身コルクじゃん」

「なんやそれ。超人ハルクみたいに言うな」

 

「はぁ…彼氏いるってさ…」

「諦めんなよ、豊胸寝取ろ」

「なんやそれ。東京メトロみたいに言うな。ほんで豊胸ちゃうし」

 

「なにそれ?履歴書?」

「いや、なりすまし用紙」

「なんやそれ。カリスマ美容師みたいに言うな」

 

「それどこのやつ?」

「各地〜の」

「なんやそれ、カプチーノみたいに言うな」

 

「腹減った」

「よし、食うか〜吸うか〜」

「なんやそれ。ウーパールーパーみたいに言うな」

 

「とうだ?」

「だめだ。死んでる参ってる」

「なんやそれ。インテル入ってるみたいに言うな」

 

「髭剃ったんだけど、どう?」

「うーん、剃るてぃイマイチ」

「なんやそれ。ソルティーライチみたいに言うな」

 

「なに食う?」

「あれのハムカツ」

「なんやそれ。あべのハルカスみたいに言うな」

 

「なんで伝わらんの?」

「永島伝わらんど!」

「なんやそれ。ナガシマスパーランドみたいに言うな」

 

「そんな怒んなって」

「いや、絶対許さん。リップ剥いだろ」

「なんやそれ。シック ハイドロみたいに言うな」

 

「体調どう?」

「もう無理だ、風邪のための買うしか」

「なんやそれ。風の谷のナウシカみたいに言うな」

 

「ご注文お決まりですか?」

「垂れ火ちゃんぽんで」

「なんやそれ。テレビチャンピオンみたいに言うな」

 

「どうした?」

「ちょうどいいところに来た!ケツのシラミを取れ」

「なんやそれ。ゲスの極み乙女みたいに言うな」

 

「お前勉強大丈夫か?」

「いけるいける。医大なら裏だもん」

「なんやそれ。偉大なるしゅららぼんみたいに言うな。ほんで医大でも表から入れ」

 

「やっぱ戦争する国になって欲しくないよな」

「うわっ、しれっと9条怖いわ」

「なんやそれ。ジレットフュージョン五枚刃みたいに言うな」

 

「どうした?」

「いや、納屋の工事気になろ」

「なんやそれ。綾小路きみまろみたいに言うな」

 

「代返よろしく」

「鳥人返答でもいい?」

「なんやそれ。オリジン弁当みたいに言うな」

 

「バレンタインどうだった?」

「ああ、モテず失禁」

「なんやそれ。MOCO'Sキッチンみたいに言うな」

 

「勉強キツいわぁ…」

「頑張ろう!五浪!」

「なんやそれ。バッファロー吾郎みたいに言うな。ほんで五浪ちゃうし」

 

「判決は?」

「生涯暴れ身の刑です」

「なんやそれ。生類憐みの令みたいに言うな」

 

「なんか臭わない?」

「あらら石けん臭」

「なんやそれ。新田真剣佑みたいに言うな」

 

 

自由形のすゝめ【クロール以外】

 

・ヒラール

手は平泳ぎで足はクロール。クロールより遅い。ムスリムが食べることのできる食材を表す「ハラール」とは別物。

 

・バタール

手はバタフライで足はクロール。クロールより遅い。中東の産油国「カタール」とは別物。

 

・ヒラフライ

手は平泳ぎで足はバタフライ。クロールより遅い。Jupiterでお馴染みの「平原綾香」とは別物。

 

・セロール

手は背泳ぎで足はクロール。クロールより遅い。高い音域の男声「テノール」とは別物。

 

・セフライ

手は背泳ぎで足はバタフライ。クロールより遅い。元の初代皇帝「フビライ・ハン」とは別物。

 

・セラオヨギ

手は背泳ぎで足は平泳ぎ。クロールより遅い。目的物が代々木にあることを表す「それ、代々木」とは別物。

 

・イヌフライ

手は犬かきで足はバタフライ。クロールより遅い。まぶたが腫れる「ものもらい」とは別物。

 

・バタカキ

手はバタフライで足は犬かき。クロールより遅い。万物がバターに帰る「バター回帰」とは別物。

 

・全裸ール

手はクロールで足はクロール。クロールよりやや速い。教科書をはみ出せと言ってくる「栄光ゼミナール」とは別物。

 

・垢すりール

手はクロールで足はクロール。クロールよりやや速い。フランスを代表する女性誌「マリ・クレール」とは別物。

 

・オブリコラモ・ド・フェルモルチ

既存の概念にとらわれない全く新しい泳ぎ。体をスクリュー回転させることで推進力を得る。全身を一本の線にして泳ぐため水の抵抗をほとんど受けず、クロールより遅い。フランス語でGO!皆川を意味する「オブリコラモ・デ・フェルモルチ」とは別物。

 

 

 

懐かしい言葉集【20代前半向け】

【20代前半向け】

 

・夕方クインテット

ユガタクインテット、ユガタクインテット、ユガタクインテーットクインテーットクインテ〜〜ット……ユガタクインテット

 

・ひろみちお兄さん

いい奴そう

 

 

・プロアク

ふしぎなアメ99個自慢

 

・スーパートルネードスロー

トリプルスープレックス、ダ・ブエルタ

 

・ガオシルバー

ビリヤード。玉山鉄二。

 

・スリー!トゥー!ワン!ゴーーーシューーーッ!!

二個持ってた

 

・ビーダマン

手に当たると普通に痛い

 

・ローラーブレード

女子に人気だった

 

・コニちゃん

トゲトゲの日本語デブ

 

・えいごリアン

えいごリア〜ン。おっさんがビーム喰らって子供になるやつ。

 

・ピラメキーノ

確かに全く面白くなかった

 

・おだんごだんだんだだんのだーん

必勝団子剣、受けてみよ!

 

・パッ!………ジャマたね!

できたらハイ、ポーズ…から続く

 

・ワイヤレスアダプタ

あれを忘れると対戦も交換もできないので取りに帰った。友達の忘れていったやつが家に溜まりがち

 

・たまごっち

クソまみれ

 

・アイロンビーズ

よくやったわ

 

・イケパラ

堀北真希

 

・キックボード

ジャンプしようとしてよくコケた

 

・お茶犬

何故か流行った

 

・こっくりさん

怖かったのでやらなかった

 

 

【138億代後半向け】

 

・ビッグバン

流石に焦った

 

春日亭でコミュ障を治そう

声が小さい、ハキハキ喋れない、おどおどしてしまう。悩んでいる暇があったら今すぐ春日亭に行きましょう。

 

券売機に920円を投じ、迷わず「とん黒(とんこく)特盛」を押します。

 

店に入ると店員が「油っしゃいませ!!」と挨拶してきます。ここで「(油っしゃいませってなんだよ)」などとつべこべ考えるのはナンセンスです。全てを受け入れましょう。

 

席に着いたら、次はあなたの番です。大きな声でこう言います。

 

「食前スープください!!」

 

店員が忙しそうだからといって気を遣ってはいけません。

 

「あ、あ、あの、食前スープもらってもよろしいでしょうか…?」

 

とか

 

「(やっぱ貰わなくていいや…スープあんま好きじゃないし…)」

 

とか、そんなことを言っていては一生そのままですよ。

 

覚悟を決め、大きく息を吸い、一発で確実に決めましょう。

 

すぐに食前スープが出てきます。ここでしっかりと

 

「ありがとうございます!」

 

を言いましょう。お礼はコミュニケーションの基本です。

 

食前スープはチョビチョビ飲みます。熱いですから仕方がありません。

 

3分足らずで、とん黒の特盛が出てきます。もちろんここでも、

 

「ありがとうございます!」

 

は欠かしません。

 

まずは素早く混ぜ、何もかけずに啜ります。できるだけ速く、かつ豪快に。

 

半分ほどになったら、手元に置いてあるお酢とラー油を二周ずつかけます。これまた素早く混ぜ、豪快に啜りましょう。

 

全ての具を食べ終えたら、大きな声で

 

「割りスープお願いします!!」

 

と言います。もう一踏ん張りです。

 

割りスープはれんげを使って丁寧に飲みます。飲み干したら、大きな声で

 

「ごちそうさまでした!!」

 

と言います。

 

どんぶりとコップ、そして食前スープのカップをカウンターの一段上に置きましょう。小さなことですが大事なことです。

 

最後に、無言でそそくさと帰りましょう。

 

後ろから店員の「油とうございました!!」という声が聞こえてきますが、もうこれに文句を垂れるあなたではないはずです。

 

 

コミュ障はたったこれだけのこともできないんですから。逆にこれが全部できれば、相当な自信になりますよ。頑張ってください。

 

そしてあなたは春日亭に通うようになります。

 

 

最後に、春日亭あるあると春日亭ないないを言いたいと思います。

 

春日亭あるある

・美味い

 

春日亭ないない

・パリ発祥

 

以上です。

 

 

うんこあるある【大喜利付き】

うんこあるある

・尿意を我慢してるといつのまにか便意に変わりがち

 

・超長い一本グソが出ると写メ撮りたくなりがち

 

・ウォシュレットをあなるに直撃させると、液状のやつがあと8回は出続けがち

 

・巻き糞を作りたいと思いがち

 

・たまに、力むとあなるが裂けるほど痛いことがありがち

 

・運がいいと唐辛子みたいなやつが13本出がち

 

・ウォシュレット無しでトイレットペーパーに何もつかなかったとき、いいことありそう、と思いがち

 

・不意に下痢っぽいやつが漏れがち

 

・デカイのをすると着水の衝撃が大きすぎて跳ねた水がケツに到達しがち

 

・ひじき生き残りがち

 

 

うんこ大喜利(こんなうんこは嫌だ)

 ・栄養満点

 

・情熱大陸を流さないと出てこようとしない

 

・どこか自分に似ている

 

・1/2の確率で仲間になる

 

・可燃性

 

・養育費を要求してくる

 

・切ってみると中に男の子がいる

 

・歌が上手い

 

・二つ目は半額

 

・タメ口で話しかけてくる

 

ツッコミのコツ(問題形式)

ツッコミのコツと言っても短く説明できるものではない。人の文章をだらだら読むのも良いが、自分で問題を解く中で得られるものもある。ということで以下の問題を解いていただきたい。全部で50問。40問以上正解できれば合格としよう。

 

 

第一回全国統一ツッコミ力検定試験  問題・解答

 

大問1

以下の文章の括弧に入る言葉をア〜エから選びなさい。((1)〜(10))

 

ツッコミは(1)である。ボケは何人いてもいいがツッコミは一人だけだ。ボケのミスは他の(2)やツッコミによってカバーされるが、(3)のミスは誰にもカバーできない。常に失敗のプレッシャーと闘っている。

ツッコミは(4)である。ボケは好きなタイミングでボケることができるが、ツッコミはボケがボケるまでツッコむことができない。逆に言えば、ボケがボケた時に(5)かつ正確にツッコまなければならない。そのためツッコミは常にボケの動きに気を張っていなくてはならない。ボケに比べて圧倒的に体力を消費する。

ツッコミは(6)される。好き勝手なタイミングでボケてくるボケの人間の、厳しい目にさらされ続ける。(6)は(7)だから些細なミスも許されない。ミスをしたツッコミは(8)を堪えて気丈に振る舞うが、心の中では深く後悔し、何日も何日も引きずるのである。

ツッコミは(9)である。うまいツッコミがいればいいボケが生まれ、(10)が活性化する。気づけばその集団にとって欠かせない存在となっている。

 

(1)・ア 孤独

         ・イ 忍耐

         ・ウ 危険

         ・エ 不利

 

(2)・ア ボケ

         ・イ ツッコミ

         ・ウ ツケ

         ・エ ボッコミ

 

(3)・ア ボケ

         ・イ ボッコミ

         ・ウ ツケ

         ・エ ツッコミ

 

(4)・ア 瞬発力

         ・イ 受け身

         ・ウ 独立

         ・エ 協調

 

(5)・ア 慎重

         ・イ 迅速

         ・ウ 鋭利

         ・エ 俊敏

 

(6)・ア 賞賛

         ・イ 採点

         ・ウ 批判

         ・エ 審査

 

(7)・ア 加点式

         ・イ 公平

         ・ウ 不公平

         ・エ 減点式

 

(8)・ア 恥ずかしさ

         ・イ 怒り

         ・ウ 悲しさ

         ・エ 焦り

 

(9)・ア 剽軽

         ・イ 人気者

         ・ウ 主役

         ・エ 脇役

 

(10)・ア 集団全体

           ・イ 人間関係

           ・ウ 観客

           ・エ 会場

 

 

大問2

以下の括弧に入る言葉をア〜エからを選びなさい((11)〜(25))

 

(11)A「お前肛門みたいな顔してんな」

           B「(11)」

 

・ア「うるせえよ!」

・イ「誰が肛門じゃ!」

・ウ「おい!誰の顔から糞が出とんじゃ!」

・エ「おい!誰が顔で排泄しとんじゃ!」

 

 

(12)A「プシューッ(脈絡もなくBに殺虫スプレーをかける)」

           B「(12)」

 

・ア「おいやめろ!」

・イ「いや死ぬかぁ!」

・ウ「おい!誰が虫じゃ!」

・エ「死ぬ!死ぬ!」

 

(13)A「殺してやる!プシューッ(Bに殺虫スプレーをかける)」

           B「(13)」

 

・ア「うわぁぁぁぁぁぁいや死ぬかぁ!………死なんのよ…!虫じゃないから…!人には効かんのよ…!虫を殺すためのものだから…!」

・イ「おい誰が虫じゃ!」

・ウ「死ぬ!死ぬ!」

・エ「おいおい!そこまですることかぁ!?」

 

(14)A「暑いだろ、涼しくしてやるよ(Bの服の上に氷を擦り付けながら)」

           B「(14)」

 

・ア「意味ない!意味ない!」

・イ「おいお前きちがいだろ!」

・ウ「服の上からじゃ意味ない!ただ服が濡れるだけ…!」

・エ「おい!殺すぞ!!」

 

(15)(16)A「いやそこはもうちょっとシンプルに○%#◇*¥€÷〆☆」

                       B「(15)」

                       A「いや、だから、そこはもっとシンプルに○%#◇*¥€÷〆☆」

                       B「(16)」

 

・ア「語尾なんて言ってんの?」

・イ「聞こえねえよ!」

・ウ「いやだから語尾なんて言ってんの!?」

・エ「大事なとこが聞こえないのよ!!」

 

(17)A「童貞じゃん」

           B「……童貞じゃねえよ!」

           A「(17)」

 

・ア「嘘つけ!!」

・イ「なんやその虚勢!童貞が透けて見えとる!」

・ウ「遅っ!認めているが故の間(ま)…!」

・エ「おい絵に描いたような意地の張り方すなぁ!」

 

(18)A「童貞じゃん」

           B「童貞じゃねえよ!!!!!」

           A「(18)」

 

・ア「嘘つけ!!」

・イ「なんやその虚勢!童貞が透けて見えとる!」

・ウ「遅っ!認めているが故の間(ま)…!」

・エ「おい絵に描いたような意地の張り方すなぁ!」

 

(19)A「童貞じゃん」

           B「は?童貞じゃねえし」

           A「(19)」

 

・ア「嘘つけ!!」

・イ「なんやその虚勢!童貞が透けて見えとる!」

・ウ「遅っ!認めているが故の間(ま)…!」

・エ「おい絵に描いたような意地の張り方すなぁ!」

 

(20)A「足痛めたわ」

           B「大丈夫?どうしたん?」

           A「いや、原因は分からん。ただ、走り始めに足首は捻った。」

           B「(20)」

 

・ア「いやそれや。それが原因や」

・イ「原因それや」

・ウ「いや原因分かってるやん」

・エ「めっちゃアホやん。それが原因じゃ」

 

(21)A「無限に腹減ったわ」

           B「(21)」

 

・ア「いや無限にってどういうこと!?」

・イ「腹の減り方は有限やろ!」

・ウ「飯行くか」

・エ    無視

 

(22)A「お前口内炎出来たんだって?」

           B「(22)」

 

・ア「出来てないわ!」

・イ「いや『彼女できた?』みたいな感じで聞くな!ほんで出来てないよ!?」

・ウ「いや結構噂になってる風に言うな!ほんで出来てないよ!?」

・エ「このあとどう展開して行くつもりなん!?出来てないよ!?」

 

(23)A「臭っ。お前屁こいた?」

           B「こいてねえよ。お前だろ」

           A「あ、俺だわ」

           B「(23)」

 

・ア「なんで気付かんの!?ケツの神経死んどんか!?」

・イ「そんなことある!?うっかりミスにもほどあるやろ!」

・ウ「やっぱお前じゃねえか!くっっさ!」

・エ「自分の屁に気づかない男!」

 

(24)A「昨日教授のこと間違えてお母さんて呼んじゃったんだよね!デュフフフフッ!」

           B「(24)」

 

・ア「知らんがな!!!」

・イ「知らんがな」

・ウ「そんな間違いある!?」

・エ「へぇ、それはきついな笑」

 

(25)A「消しゴム貸して」

           B「はい」

           A「サンキュー」

           B「わりぃ、シャー芯くんね?」

           A「(無視)」

           B「なぁ、シャー芯くんね?」

           A「(無視)」

           B「(25)」

 

・ア「おい無視すんなよ!」

・イ「都合のいい耳だなぁ!」

・ウ「なんで聞こえねんだよ!」

・エ「おい消しゴム返せ」

 

 

大問3

以下の文章の正誤を答えなさい((26)〜(35))

 

(26)ツッコミは笑わない方が良い

 

(27)ツッコミは誰のどんなボケにも確実にツッコまなければならない

 

(28)いいツッコミを思いついたので、タイミングは遅れたが無理やり言った

 

(29)ツッコミは同じセリフでも、間や声の大きさ、イントネーションや表情によって大きく印象が変わる

 

(30)場数を踏んでいくうちに自分のツッコミスタイルが確立される

 

(31)新しい言い回しを思いついたら、積極的に使っていくべきである

 

(32)目上の人にツッコミを入れるときは、敬語を使わなくてもよい

 

(33)場数を踏めば踏むほど、反応スピードは早くなる

 

(34)ボケがない環境で長く過ごすと、反応スピードは鈍り、良い言い回しも思いつかなくなる

 

(35)自分と相性のいいボケをする人間と、そうでない人間がいる

 

 

大問4

以下のフレーズが誰によるものか、以下のア〜ソから答えなさい((36)〜(50))

 

僕「じゃあ今から自由にツッコんでください。はい、どうぞ」

 

(36)「何を言うてんねん!」バシッ

 

(37)「なんやそれ。素人がしょうもないフリするなこのアホンダラ」

 

(38)「え?どういうこと?何にツッコむの?自由?自由って何なんすか?え、え、…シュレックじゃねえよ!?!?…えこれ何なんすか?」

 

(39)「何やそれぇ!おいバカがスタッフかぁ!?ボケに対してするんよツッコミはぁ!なんで知らんの?」

 

(40)「いやいやいやおかしいでしょぉ!だいたい俺ツッコミじゃねぇしぃ!おいチェン!」

 

(41)「へ?どうひゅうことへすか?ひま?ひま?むひでひょぉ!ボケが無いんはからぁ!」

 

(42)「ちょっと言ってることがよく分からないんですけど、ええ、フフッ」

 

(43)「いや無理でしょ!」

 

(44)「え、ちょっと待って…?今から、俺が、自由にツッコむの?………無理じゃん。ボケが無いんだから。え?どうしたどうした?うん、え?俺がツッコめなかった場合の展開用意してない?……バカじゃね?」

 

(45)「え…え、え、…児島だよ!!」

 

(46)「いやぁ無理でしょぉ!あぁたまおかしーんじゃねえの!?ええ!?」

 

(47)「顔デカイからや!俺の顔がデカイからそんな無茶振りしか思いつかんねん!錯覚や!」

 

(48)「え!?ちょっとちょっとぉ!え!?え!?いやいやいやいや!え!?ちょっとぉ!ん、んん~~バカヤロッ!っつって…!もぉバカヤロッ!つって…!んっへへん……これでいいんですか?」

 

(49)「え、ちょ、何なんすか!?えぇ?ボケ無しで?無傷のとこにオロナイン塗るみたいなもんですよ!?」

 

(50)「え!何ぃ!ちょ、ここどこぉ!?もう目隠しとっていい!?ダメ!?何ぃ!?ツッコめ!?どういうこと!?まず目隠しとっていい!?え、意味わかんない!!ここどこぉ!?」

 

〈選択肢〉

ア.フットボールアワー後藤

イ.ダウンタウン浜田

ウ.安田大サーカス クロちゃん

エ.三四郎 小宮

オ.千鳥 ノブ

カ.出川哲朗

キ.ダウンタウン 松本

ク.バイキング 小峠

ケ.四千頭身 後藤

コ.タカアンドトシ トシ

サ.ハリセンボン 春菜

シ.ハライチ 澤部

ス.アンジャッシュ 児島

セ.小藪

ソ.FUJIWARA 藤本

 

 

 

 

以下解答
 

大問1

以下の文章の括弧に入る言葉をア〜エから選びなさい。((1)〜(10))

 

ツッコミは((1)孤独)である。ボケは何人いてもいいがツッコミは一人だけだ。ボケのミスは他の((2)ア ボケ)やツッコミによってカバーされるが、((3)エ ツッコミ)のミスは誰にもカバーできない。常に失敗のプレッシャーと闘っている。

ツッコミは((4)イ 受け身)である。ボケは好きなタイミングでボケることができるが、ツッコミはボケがボケるまでツッコむことができない。逆に言えば、ボケがボケた時に((5)イ 迅速)かつ正確にツッコまなければならない。そのためツッコミは常にボケの動きに気を張っていなくてはならない。ボケに比べて圧倒的に体力を消費する。

ツッコミは((6)イ 採点)される。好き勝手なタイミングでボケてくるボケの人間の、厳しい目にさらされ続ける。((6)イ 採点)は((7)エ 減点式)だから些細なミスも許されない。ミスをしたツッコミは((8)恥ずかし)を堪えて気丈に振る舞うが、心の中では深く後悔し、何日も何日も引きずるのである。

ツッコミは((9)イ 人気者)である。うまいツッコミがいればいいボケが生まれ、((10)ア 集団全体)が活性化する。気づけばその集団にとって欠かせない存在となっている。

 

(1)・ア 孤独

         ・イ 忍耐

         ・ウ 危険

         ・エ 不利

アが正解。ツッコミは孤独である。誰も助けてはくれない。イは正しいが文脈に合わない。ウは誤り。別に危険ではない。エも不適切。ボケとツッコミは有利不利な関係にあるわけではない。

 

(2)・ア ボケ

         ・イ ツッコミ

         ・ウ ツケ

         ・エ ボッコミ

アが正解。ボケのミスはボケによってもツッコミによっても救われうる。

 

(3)・ア ボケ

         ・イ ボッコミ

         ・ウ ツケ

         ・エ ツッコミ

エが正解。ツッコミのミスは誰も救うことができない。ツッコミのミスをボケや他のツッコミがいじることもあるが、それは正規のルートではない。そもそも、大抵のミスは際どいものであり、いじることができない。

 

(4)・ア 瞬発力

         ・イ 受け身

         ・ウ 独立

         ・エ 協調

イが正解。ツッコミは常に受け身である。アも必要だが、文脈に合わない。ウは誤り。ツッコミとボケは互いに関係し合っていて独立ではありえない。エは正しいとも誤りとも言えないが、文脈に合わない。

 

(5)・ア 慎重

         ・イ 迅速

         ・ウ 鋭利

         ・エ 俊敏

イが正解。ツッコミには迅速さと正確さが求められる。アは誤り。慎重になっている暇はない。ウとエは明らかに誤り。

 

(6)・ア 賞賛

         ・イ 採点

         ・ウ 批判

         ・エ 審査

イが正解。ツッコミは常に採点されている。アは文脈的に誤り。ウは言い過ぎで、一概に批判されるとは言っていない。エは言葉の問題。合否などを決めるわけではないので不適。

 

(7)・ア 加点式

         ・イ 公平

         ・ウ 不公平

         ・エ 減点式

エが正解。ツッコミの採点は減点式である。アは誤り。高いレベルになると加点されることもあるが、この場合は文脈に合わない。イとウは文脈に合わない。

 

(8)・ア 恥ずかしさ

         ・イ 怒り

         ・ウ 悲しさ

         ・エ 焦り

アが正解。ツッコミを失敗すると恥ずかしいものである。タイミング、言い回し、イントネーションなど、様々なミスがある。イは誤り。他人に八つ当たりをするようなことはあってはならない。ウも誤り。別に悲しくはない。エも誤り。何も焦ることはない。

 

(9)・ア 剽軽

         ・イ 人気者

         ・ウ 主役

         ・エ 脇役

イが正解。ツッコミは数が少なく、貴重な存在である。アは誤り。ツッコミは剽軽でもいいが一般的な性質ではない。ウは誤り。ボケあってのツッコミである。別にボケが主役というわけではないが、かと言ってツッコミが主役というわけでもない。エも誤り。主役ではないが脇役でもない。

 

(10)・ア 集団全体

           ・イ 人間関係

           ・ウ 観客

           ・エ 会場

アが正解。集団全体が活性化する。イは誤り。人間関係に活性化という言葉は使わない。ウ、エは場所を誤っているので誤り。

 

 

大問2

以下の括弧に入る言葉をア〜エからを選びなさい((11)〜(25))

 

(11)A「お前肛門みたいな顔してんな」

           B「(11)」

 

・ア「うるせえよ!」

・イ「誰が肛門じゃ!」

ウ「おい!誰の顔から糞が出とんじゃ!」

・エ「おい!誰が顔で排泄しとんじゃ!」

良い順にウ>エ>イ>ア。アは避けたい。「うるせえよ」はどこでも使える分、手抜き感も否めない。また、これを使うと「相手の言っていることを認めてはいる」という感じがする。本当に肛門みたいな顔をしている人以外は他のツッコミを考えた方が良い。イは悪くない。最速で放つ必要はあるが。このボケに対する一番シンプルなツッコミがイのツッコミなので、テンポさえ良ければ一定の面白さはある。ウとエは肛門を間接的に表現してツッコむことに成功しているため、ポイントが高くなる。ただしエは音(リズム的な意味での)が悪い。「誰が顔から排泄しとんじゃ」に直せば、ウにも劣らない。ただそれでもウの「糞が出とんじゃ」の音(読み的な意味での)の良さには負ける。ここら辺の細かいことが分かるまでにはある程度の経験と資質を要する。口で伝わるものではない。

 

(12)A「プシューッ(脈絡もなくBに殺虫スプレーをかける)」

           B「(12)」

 

・ア「おいやめろ!」

・イ「いや死ぬかぁ!」

ウ「おい!誰が虫じゃ!」

・エ「死ぬ!死ぬ!」

良い順にウ>ア>イ>エ。まず反射で出るのがア。テンポはいいがやや単調。アのように、まず反射で「おい!」が出てくるから、この「おい!」を言っている間に頭を回して、殺虫剤をかけられたことに間接的にツッコんだのがウ。とりあえず一発目を反射でツッコミ、その後に付け足す形で二発目を放つというのは常套手段である。というか自然とそうなる。ツッコミを考える間を「おい!」で埋めることにより、ツッコミ全体のテンポが良くなる。それに最悪何も思いつかなくても「おい!」だけ言っておけばツッコんだことにはなる。好ましくなはないが、反応の遅れやスルーといった致命的なミス防止することにもつながる。プロの芸人も「おいおいおいおい!」とか言った後にメインのツッコミを撃ち込むことが少なくない。イは少し先を行き過ぎてる感じがする。相手は「殺虫スプレーをかけて殺そうとする」というところまでは発想していない可能性が高い。「殺虫スプレーをかける」ところまでだろう。この場合、「死ぬかぁ!」とツッコまれても、相手は一瞬「ん?」となってしまうだろう。エはイと同じ行き過ぎの失敗に加え、最もらしいことを言っていない。ツッコミは原則、最もらしいことを言って共感を得なくてはならない。殺虫スプレーで人は死なないので、これはツッコミになっていない。なぜ「最もなこと」ではなく「最もらしいこと」ことなのか。これは千鳥ノブのツッコミを意識した発言であるが、機会があればこれにも触れたい。

 

(13)A「殺してやる!プシューッ(Bに殺虫スプレーをかける)」

           B「(13)」

 

ア「うわぁぁぁぁぁぁいや死ぬかぁ!………死なんのよ…!虫じゃないから…!人には効かんのよ…!虫を殺すためのものだから…!」

・イ「おい誰が虫じゃ!」

・ウ「死ぬ!死ぬ!」

・エ「おいおい!そこまですることかぁ!?」

良い順にア>エ>イ>ウ。ツッコミはボケの意図を汲んでツッコむ箇所を決めなくてはならない。この場合、人に殺虫スプレーをかけていること自体にツッコむのか、人に殺虫スプレーをかければ殺せると思っているところにツッコむのか、という二択が発生する。前者のツッコミがイ、後者のツッコミがアである。(エはどちらかというと、「殺してやる!」という意気込みにツッコんでいるという感じ。もちろん殺虫スプレーのインパクト込みでのツッコミではあるが。)この場合の正解は後者であるから、アがベストアンサーである。アは反射の「うわ」を「うわぁぁぁぁぁぁ」まで引き伸ばし、さらにこれをノリツッコミの形で利用している。これに加えて最初の「死ぬかぁ!」から四回の付け足しをしている。この付け足しという技はかなり有効である。その上考える時間が増えるので使いやすい。イは上記の通り、論点が少しずれているという点で微妙。

 

(14)A「暑いだろ、涼しくしてやるよ(Bの服の上に氷を擦り付けながら)」

           B「(14)」

 

・ア「意味ない!意味ない!」

・イ「おいお前きちがいだろ!」

ウ「服の上からじゃ意味ない!ただ服が濡れるだけ…!」

・エ「おい!殺すぞ!!」

良い順にウ>ア>エ>イ。まずウが一番詳しい。服の上からじゃ意味ない。ただ服が濡れるだけ。詳しく正しい。このような解説調のツッコミには「本当にその通りだわ」という面白さがある。一撃目の「服の上からじゃ意味ない」だけでも正しい解説となってはいるが、二撃目の「ただ服が濡れるだけ」という結果を足すことで、より詳しい解説となっている。前問のアも同様に解説調の面白さを有していると言える。アは確かに正しいが、少し詳しさに欠ける。エは素早くデカイ声で言えればそこそこ。雑な感じは残るが。イは避けたい。「キチガイ」や「頭おかしい」といったフレーズは逃げの色が強いからだ。事象に対してツッコむ努力を怠り、相手の人格に言及してしまっている。このこと自体が悪いというわけではないが、素人が「お前キチガイだろ」を使っているところを見ると、他に何も思いつかなかったのかな、と思ってしまう。

 

(15)(16)A「いやそこはもうちょっとシンプルに○%#◇*¥€÷〆☆」

                       B「(15)」

                       A「いや、だから、そこはもっとシンプルに○%#◇*¥€÷〆☆」

                       B「(16)」

 

ア「語尾なんて言ってんの?」(15)

・イ「聞こえねえよ!」

ウ「いやだから語尾なんて言ってんの!?」(16)

・エ「大事なとこが聞こえないのよ!!」

 

これはストレートにツッコんだ方がいい。また、一回目でイを放ってしまうとワンセットで終わってしまう。アのように聞き返す形のツッコミを入れれば、もうワンセットできるのでより面白い。

 

(17)A「童貞じゃん」

           B「……童貞じゃねえよ!」

           A「(17)」

 

・ア「嘘つけ!!」

・イ「なんやその虚勢!童貞が透けて見えとる!」

ウ「遅っ!認めているが故の間(ま)…!」

・エ「おい絵に描いたような意地の張り方すなぁ!」

(17)〜(19)の三問はAとBの最初の会話が同じだ。これらは、Bの言い方や間などの微妙な違いを、正確に捉えられているかどうかを試す問題である。(17)ではBが一瞬黙っている点を指摘すると良い。

 

(18)A「童貞じゃん」

           B「童貞じゃねえよ!!!!!」

           A「(18)」

 

・ア「嘘つけ!!」

イ「なんやその虚勢!童貞が透けて見えとる!」

・ウ「遅っ!認めているが故の間(ま)…!」

・エ「おい絵に描いたような意地の張り方すなぁ!」

Bが声を荒らげている点を押さえればイが最適である。

 

(19)A「童貞じゃん」

           B「はぁ?童貞じゃねえしぃ!」

           A「(19)」

 

・ア「嘘つけ!!」

・イ「なんやその虚勢!童貞が透けて見えとる!」

・ウ「遅っ!認めているが故の間(ま)…!」

エ「おい絵に描いたような意地の張り方すなぁ!」

Bが絵に描いたような意地の貼り方をしている点に言及すればよい。

 

(20)A「足痛めたわ」

           B「大丈夫?どうしたん?」

           A「いや、原因は分からん。ただ、足首は捻った。」

           B「(20)」

 

ア「いやそれや。それが原因や」

・イ「原因それや」

・ウ「いや原因分かってるやん」

・エ「めっちゃアホやん。それが原因じゃ」

良い順にア>イ>ウ>エ。このケースはツッコむべき箇所が「それが原因だよ」の一点しかない。余計なひねりを加えず、いかに早くそのことを指摘できるかが大事となる。最も少ない音で一撃目を終えているアが最適。次にイ。エは一撃目を外しているので不可。

 

(21)A「無限に腹減ったわ」

           B「(21)」

 

・ア「いや無限にってどういうこと!?」

・イ「腹の減り方は有限やろ!」

ウ「飯行くか」

・エ    無視

何もかもにツッコめばいいということではない。特にこの問題のようなTwitterの言い回しにはいちいち反応しない方がいい。どうやっても寒くなってしまう。無視は関係が悪化するのでウが最適。

 

(22)A「お前口内炎出来たんだって?」

           B「(22)」

 

・ア「出来てないわ!」

イ「いや『彼女できた?』みたいな感じで聞くな!ほんで出来てないよ!?」

・ウ「いや結構噂になってる風に言うな!ほんで出来てないよ!?」

・エ「このあとどう展開して行くつもりなん!?出来てないよ!?」

良い順にイ>ウ>エ>ア。まずアだが、ツッコむ所が違う。「口内炎が出来てないのに出来てると言われたこと」ではなく「話し始めに口内炎を持って来たこと」に対してツッコむべきである。イとウの差は具体性である。「〇〇みたいに言うな」とか「〇〇みたいな感じで言うな」の構文を使うときには、〇〇の部分に具体的なセリフを入れた方が面白い。

 

(23)A「臭っ。お前屁こいた?」

           B「こいてねえよ。お前だろ」

           A「あ、俺だわ」

           B「(23)」

 

ア「なんで気付かんの!?ケツの神経死んどんか!?」

・イ「そんなことある!?うっかりミスにもほどあるやろ!」

・ウ「やっぱお前じゃねえか!くっっさ!」

・エ「自分の屁に気づかない男!」

いい順にア>イ>エ>ウ。一撃目は自分の屁に気づかなかったことを指摘したい。アとイの差はのちに続く言い回しの面白さである。「ケツの神経死んどんか」と「うっかりミスにもほどあるやろ」だったら前者の方が面白い。これは感覚的に理解されたい。ウは自分の屁に気づいていないということに言及できていない。二撃目も的外れである。エは人を選ぶ。今の日本で体言止めのツッコミを自在に操れるのはノブぐらいであろう。

 

(24)A「昨日教授のこと間違えてお母さんて呼んじゃったんだよね!デュフフフフッ!」

           B「(24)」

 

・ア「知らんがな!!!」

・イ「知らんがな」

・ウ「そんな間違いある!?」

エ「へぇ、それはきついな笑」

誰にも彼にもツッコめばいいというものではない。上のような状況で全力のツッコミを放てば怪我をするのは自分であろう。イかエのように受け流すのが安全である。エはイより優しく、さらに通常の会話につながるのでやや優勢。

 

(25)A「消しゴム貸して」

           B「はい」

           A「サンキュー」

           B「わりぃ、シャー芯くんね?」

           A「(無視)」

           B「なぁ、シャー芯くんね?」

           A「(無視)」

           B「(25)」

 

・ア「おい無視すんなよ!」

・イ「都合のいい耳だなぁ!」

ウ「なんで聞こえねんだよ!」

・エ「おい消しゴム返せ」

これは私が好きというだけの話だろうが、とにかく好きである。富澤の「ちょっと何言ってるかわかんない」に対する伊達の「なんで何言ってるかわかんねんだよ」に通じる面白さがある。ストレートに「なんで?」と聞き返しているだけだが面白い。イは無しではないが、ウの後に続けて言ったほうがよい。アとエは喧嘩腰なのでよくない。

 

 

大問3

以下の文章の正誤を答えなさい((26)〜(35))

 

(26)ツッコミは笑わない方が良い

原則はこれ。最近はそんなこともなくなりつつあるが。

 

(27)ツッコミは誰のどんなボケにも確実にツッコまなければならない

これは(24)でもやったが誤りである。

 

(28)いいツッコミを思いついたので、タイミングは遅れたが無理やり言った

無言の空白ができてしまったらもうツッコむべきではない。そうならないためにも、とりあえず「おい!」とか、「いやいや!」とかを挟んで考える時間を取ると良い。

 

(29)ツッコミは同じセリフでも、間や声の大きさ、イントネーションや表情によって大きく印象が変わる

当然である。ここが苦労する所なのだ。

 

(30)場数を踏んでいくうちに自分のツッコミスタイルが確立される

自分らしいツッコミというのが見えてくるものである。

 

(31)新しい言い回しを思いついたら、積極的に使っていくべきである

何事も挑戦である。そこからスタイルが広がる可能性もある。

 

(32)目上の人にツッコミを入れるときは、敬語を使わなくてもよい

本当はタメ口が一番スッキリ収まるが、流石にそうはいかない。「〜じゃないすか!」とか「〜ですよ!」ぐらいにしておくべきである。

 

(33)場数を踏めば踏むほど、反応スピードは早くなる

これは本当にそうだ。

 

(34)ボケがない環境で長く過ごすと、反応スピードは鈍り、良い言い回しも思いつかなくなる

これも本当にそう。ボケの人間といると気を張って疲れるが、ゼロというのはやはりよくない。良薬は口に苦しである。

 

(35)自分と相性のいいボケをする人間と、そうでない人間がいる

これも不思議だがそうである。

 

 

大問4

以下のフレーズが誰によるものか、以下のア〜ソから答えなさい((36)〜(50))

 

僕「じゃあ今から自由にツッコんでください。はい、どうぞ」

 

(36)イ ダウンタウン 浜田「何を言うてんねん!」バシッ

 

(37)セ 小藪「なんやそれ。素人がしょうもないフリするなこのアホンダラ」

 

(38)サ ハリセンボン 春菜「え?どういうこと?何にツッコむの?自由?自由って何なんすか?え、え、…シュレックじゃねえよ!?!?…えこれ何なんすか?」

 

(39)オ 千鳥 ノブ「何やそれぇ!おいバカがスタッフかぁ!?ボケに対してするんよツッコミはぁ!なんで知らんの?」

 

(40)カ 出川哲朗「いやいやいやおかしいでしょぉ!だいたい俺ツッコミじゃねぇしぃ!おいチェン!」

 

(41)エ 三四郎 小宮「へ?どうひゅうことへすか?ひま?ひま?むひでひょぉ!ボケが無いんはからぁ!」

 

(42)キ ダウンタウン 松本「ちょっと言ってることがよく分からないんですけど、ええ、フフッ」

 

(43)コ タカアンドトシ トシ「いや無理でしょ!」

 

(44)ケ 四千頭身 後藤「え、ちょっと待って…?今から、俺が、自由にツッコむの?………無理じゃん。ボケが無いんだから。え?どうしたどうした?うん、え?俺がツッコめなかった場合の展開用意してない?……バカじゃね?」

 

(45)ス アンジャッシュ 児島「え…え、え、…児島だよ!!」

 

(46)ク バイキング 小峠「いやぁ無理でしょぉ!あぁたまおかしーんじゃねえの!?ええ!?」

 

(47)ソ FUJIWARA 藤本「顔デカイからや!俺の顔がデカイからそんな無茶振りしか思いつかんねん!錯覚や!」

 

(48)シ ハライチ 澤部「え!?ちょっとちょっとぉ!え!?え!?いやいやいやいや!え!?ちょっとぉ!ん、んん~~バカヤロッ!っつって…!もぉバカヤロッ!つって…!んっへへんっ……これでいいんですか?」

 

(49)ア フットボールアワー 後藤「え、ちょ、何なんすか!?えぇ?ボケ無しで?無傷のとこにオロナイン塗るみたいなもんですよ!?」

 

(50)ウ 安田大サーカス クロちゃん「え!何ぃ!ちょ、ここどこぉ!?もう目隠しとっていい!?ダメ!?何ぃ!?ツッコめ!?どういうこと!?まず目隠しとっていい!?え、意味わかんない!!ここどこぉ!?」

 

〈選択肢〉

ア.フットボールアワー後藤

イ.ダウンタウン浜田

ウ.安田大サーカス クロちゃん

エ.三四郎 小宮

オ.千鳥 ノブ

カ.出川哲朗

キ.ダウンタウン 松本

ク.バイキング 小峠

ケ.四千頭身 後藤

コ.タカアンドトシ トシ

サ.ハリセンボン 春菜

シ.ハライチ 澤部

ス.アンジャッシュ 児島

セ.小藪

ソ.FUJIWARA 藤本

 

 

ツッコミは奥が深く難しいものである。

 

髪を切るタイミングはなぜ他人とかぶるのか

 

自分がある集団に属しているとする。その集団で髪を切った人を一人見つけると、同じ日に、もう一人か二人ぐらいは髪を切った人を見つける。あるあるだ。あまりにあるあるすぎて、あのレギュラーでさえ探検せずに見つけ、あのレイザーラモンRGでさえ全く言いたくなかったという。

 

ここで確率を簡単に計算しよう。集団の人数を「」人、集団を構成する人間がある一日に髪を切る確率を「」とおけば

 

(ある一日に集団内の誰も髪を切らない確率)

(1−脱)^糞ー①

 

(ある一日に集団内で一人だけが髪を切る確率)

糞・脱・(1−脱)^(糞−1)ー②

 

(ある一日に集団内で二人以上が髪を切る確率)

=1−(①+②)

1−{1+(糞−1)・脱}・(1−脱)^(糞−1)ー③

 

となる。

 

ここで集団の人数を学校1クラス分の30人としてみよう。全員が男子とすれば、一月に一度、つまり30日に一度ほどのペースで髪を切るだろうから、ある1日に髪を切る確率は1/30と見積もれる。式①②③に

 

30

 

1/30

 

を代入すれば

 

(ある一日に集団内の誰も髪を切らない確率)

0.362

 

(ある一日に集団内で一人だけが髪を切る確率)

0.374

 

(ある一日に集団内で二人以上が髪を切る確率)

0.264

 

となる。

 

この結果をどう解釈するかは人それぞれである。しかし、一人だけが髪を切る確率に対して二人以上が髪を切る確率が感覚的な予想より高いことと、二人以上が髪を切った時の方が、一人だけが髪を切った時より強く印象に残るということを考慮すれば、「髪を切った人を一人見ると、同じ日に髪を切った人をあと一人か二人は見る」という感覚をよく説明している思う。

 

幼稚園を出れば、脱糞するペースはせいぜい3年に一度であろう。つまり、ある一日に脱糞する確率は1/1000と見積れる。よって以下の結論が導かれる。

 

(クラス全員が脱糞しない確率)

=(1−1/1000)^30

0.970

 

(クラスで一人だけが脱糞する確率)

=30・1/1000・(1−1/1000)^29

0.0291

 

(クラスで一人だけが髪を切り、かつその一人のみが脱糞する確率)

=30・1/30・1/1000・{(1−1/30)・(1−1/1000)}^29

3.63×10^(−4)

 

(クラス全員が髪を切り、かつ二人以上が脱糞する確率)

=(1/30)^30・0.264

1.28×10^(−45)

 

(クラス全員が脱糞し、かつ担任の先生が髪を切る確率)

=(1/1000)^30・1/30

3.33×10^(−92)

 

(宇宙に生命が生まれる確率)

10^(−40000)

 

(満員のさいたまスーパーアリーナで全員が脱糞する確率)

10^(−100000)

 

宇宙の神秘に勝る集団脱糞の奇跡。なんとも不思議です。

 

 

 

 

どぶろっくのパロディネタ「〇〇な陰キャ」

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「顔だけはまあまあ良くて ほっそりしてる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「声野太い 声野太い」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「一番前の席で 講義を聴いてる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「肩で笑う 肩で笑う」

 

「身長デカくて ぽっちゃりしてる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「顔穏やか 顔穏やか」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「メガネをかけてて チビで優しい陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「ケツ毛が濃い ケツ毛が濃い」

 

「口数少なくて ぶすっとしてる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「兄弟いない 兄弟いない」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「教室の隅で ハリポタ読んでる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「メガネ汚い メガネ汚い」

 

「ガリガリに痩せてて 色が白い陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「ちんこでかい ちんこでかい」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「目線が右下で 口元ゆるい陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「独り言いう 独り言いう」

 

「服はダサいけど 陽キャとも喋る陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「球技うまい 球技うまい」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「髪の毛ボサボサで Tシャツヨレてる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「仕事できる 仕事できる」

 

「鼻くそ食ったり 爪噛んだりする陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「ママ大好き ママ大好き」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「無口で丸刈りの 野球をやってる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「ワンオク聴いてる ワンオク聴いてる」

 

「礼儀が正しくて ハキハキ喋る陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「体幹強い 体幹強い」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「どことなく影があって 誰とも群れない陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「笑顔可愛い 笑顔可愛い」

 

「吹奏楽部で 一人だけ男子の陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「君付けされてる 君付けされてる」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「すごくバカだけど すごくポジティブな陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「彼女メンヘラ 彼女メンヘラ」

 

「ヘッドフォンしながら スマホいじってる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「手足長い 手足長い」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「いつも二、三人の 陰キャを連れてる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「自分の話多い 自分の話多い」

 

「貧乏ゆすりが あまりに激しい陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「いずれハゲる いずれハゲる」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「何事も理屈で 論破してくる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「門限9時 門限9時」

 

「すらっとした長身で 猫背がひどい陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「卓球やってた 卓球やってた」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「何事にも真面目で 性格もいい陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「仮免落ちる 仮免落ちる」

 

「いじられてるけど いじられ嫌いな陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「成績中の下 成績中の下」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「専門分野の話になると 喋りが止まらない陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「握力強い 握力強い」

 

「空気を読みすぎて 前に出れない陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「朝が早い 朝が早い」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「人前だと緊張して やたらと噛んじゃう陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「家マンション 家マンション」

 

「LINEの一言に ポエムを載せてる陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「いずれハゲる いずれハゲる」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「顔が老け込んでて 貫禄のある陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「めっちゃスケベ めっちゃスケベ」

 

「SNS上で やたら饒舌な陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「代謝悪い 代謝悪い」

 

「陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜  陰キャ 陰キャ 陰キャ 陰キャ〜」

 

「自分で自分を 陰キャって言う陰キャは〜あ〜あ〜あ〜あ〜」

 

「…………」

 

「陰キャじゃない 陰キャじゃない 絶対違う むしろ陽キャ」

 

 

【超具体的】すべらない話の作り方

 

すべらない話がウケるかどうかは話の出来具合喋り方の上手さで決まると思うんですが、ここでは前者を重視します。後者は口で説明できるほど単純なものではないので触れません。

 

素人の僕らでも簡単に作れるのが思考露呈型の話です。

 

思考露呈型

どういう話か

思考が言動や行動に現れてしまうことをオチとするタイプの話です。明確なオチがあるので、多少喋りがぎこちなくてもしっかりウケることができます。

 

具体例

例1

高校のクラスにジョンってやつがいたんですよ。ジョンは韓国からの留学生だったんですけど、日本語めっちゃ上手くて、性格もめっちゃ明るくて、もうクラスのみんなとすごい仲良かったんですよ。

 

そんなかでも、僕は特にジョンと仲良かったんですよ。で、ある時ね、僕、韓国で、AVの規制がめちゃめちゃ厳しいっていう話を聞きましてね、こいつはいいや!と思って、ジョンに日本のAV紹介してやったんですよ。

 

そしたらジョンはもう日本のAVにどっぷりハマって、僕ら毎日毎日、昨日はアレで抜いたとか、明日はアレで抜こうとか、そんな話ばっかりしてたんですよ。

 

で、ある日ね、国語の授業で一人一文ずつ教科書を音読する、ってなったんですよ。一番端のやつから順番に音読してってね、で、ジョンの番来たんですよ。ジョン、ファッて立ち上がって、おっきい声で、「彼はその時『あくめき』にあった」って読んだんですよ。

 

僕はそれまでぼーっと聞いてたんで、ん?あくめき?ってなったんですよ。あくめきってなんだろと思って教科書パッて見たら、「絶頂期」って書いてあったんですよ。(アッハッハッハッハ)

 

例2

僕、三個下に弟がいるんですけど、こいつがめっちゃ賢いんですよ。なんか、勉強ができるというよりかは頭の回転が速い、みたいな。とんちクイズとかやらしてみてもスッスッと答える感じの。

 

こいつ小二ぐらいの頃まで結構虫歯あったんで、定期的に歯医者通ってたんですよ。でまあ僕もたまに付いてくんですけど、あの、歯医者って「痛かったら左手挙げてくださいね」みたいに言われるじゃないですか。で、こいつ痛いの嫌いなんで、すぐ挙げるんですよ。ピーンピーンて。僕は我慢せえよ、と思うんですけど、まあ小学生だししゃあないかという感じで。

 

でまあその日も歯医者一緒に行って、弟いつも通り左手ピーン挙げて、そんで家帰ったんですよ。で飯食って適当に遊んでたら父親帰ってきたんですよ。「ただいま〜」がいつもより元気なかったんで父親の顔フッて見たら、えらい暗い顔してるんですよ。母親が「どうかした?」って聞いたらね、父親、「リストラされた」って言ったんですよ。

 

僕も母親も驚きでなんも言えなくて、どうしよどうしよ思って弟の方パッって見たら、弟、左手ピーン挙げてたんですよ。(アッハッハッハッハ)

 

賢すぎて、リストラが「痛い」ものだっていうことが分かったんでしょうね。

 

 

 

はい、こんな感じです。

 

例1だったら「AVの見過ぎで『アクメ』という当て字を読みだと勘違いする」という思考過程が「教科書の音読」という行為に現れているし、例2だったら「痛い時には左手を挙げればいい」という思考過程が「父親のリストラに対して左手を挙げる」という行為に現れています。

 

作り方

こういう面白い場面にしょっちゅう遭遇できればいいのですが、大抵の場合そうはいかないと思います。無いなら作ろう、ということでゼロから作ってみましょう。上の二つの例も、僕が勝手に作ったフィクションです。まずはオチから考えます。思考露呈型の話を作る時は「条件付け」を考えるといいかなと思います。

 

犬に鈴を鳴らしてから餌を与える、ということを続けると、犬は鈴の音を聞いただけでヨダレを垂らすようになる、という研究があります。「鈴→餌→ヨダレ」が条件付けされて「鈴→ヨダレ」となってしまっているのです。思考露呈型の話では、飛躍した「餌」のストーリーを想像することによって笑いが起こります。

 

例1については最初、「アニメで漢字を勉強していた外国人が、ある漢字をアニメの当て字で読んでしまう」という形を考えていました。つまり「漢字→アニメ→当て字」が「漢字→当て字」というふうに飛躍してしまうということです。「強敵→北斗の拳→トモという当て字」とか、「鬼→グラップラー刃牙→オーガという当て字」(これは普通に面白いですが)とか、色々考えたんですけど、インパクトに欠けたり、作品がマイナーだったりして悩んでいました。そんな時にふとAVという発想に至り、すぐに「アクメ」という当て字を思いつきました。「絶頂→AV→アクメ」が条件付けされて「絶頂→アクメ」というふうに飛躍してしまった、というストーリーです。

 

例2については、痛かったら左手を挙げるってシンプルで使えそうだな、と思ったのが始まりでした。「痛い→歯医者→左手」が「痛い→左手」になったら面白いなと思うわけです。それではじめは「転んで膝を擦りむく→歯医者→左手」とか、「タンスに足の指をぶつける→歯医者→左手」とかを考えたんですけど、途中で心理的な「痛い」の方が面白いのではないか、という考えが浮かび、この話が出来上がりました。

 

二つの例から分かるように、思考露呈型の話を考える過程は、大きく二つに分けることができます。それは、「〇〇→〇〇→〇〇」の型を決める段階と、〇〇→〇〇→〇〇」の赤部分を決める段階です。

 

例1では

・「漢字→AV→当て字」という型

・「漢字」の具体的な内容(ここでは絶頂)

 

例2では

・「痛い→歯医者→左手」という型

・「痛い」の具体的な内容(ここでは父親のリストラ)

 

という二段階です。一段階目と二段階目のチョイスはどちらもセンスが問われます。

 

プロの例

最後に、実際の芸人による思考露呈型の話を紹介していきます。

 

ほっしゃん 


すべらない話 ほっしゃん 軟式テニス部で

 

「双子二回叩く→同じ顔を二回叩いたと思う→次の人から二発」が「双子を二回叩く→次の人から二発」に。

 

 

兵動大樹(30:49〜「職業病」)


【破壊力バツグン】兵動大樹のすべらない爆笑トーク15選(被りなし)

 

「ロープ→警察という職業→くぐる」が「ロープ→くぐる」に。

 

 

正直、すべらない話をマスターするために一番大事なのは、プロのすべらない話を何回も観ることです。すべらない話を観るのが退屈だ、という人は話す側にも向いていないので諦めましょう。以上です。ご清読ありがとうございました。

 

ウォシュレット使わない人アホやん

 

大悟「なぁノブ…。ウォシュレット使わない奴ってアホなん?」

 

ノブ「そんなことないやろ」

 

大悟「いや絶対アホやん。確実にこびり付いとるからな?ケツの穴の周りにこうビチーッと」

 

ノブ「汚ねぇなぁ!付いとるわけないやろ」

 

大悟「わし匂いで分かるのよ。こびりついてるやつがいたらもう、こういってから…こうっ!」ドン!

 

ノブ「おい大丈夫かぁ!?」

 

ノブ「面白いより心配が勝つっ!」

 

大悟「(よいしょっと…)」

 

大悟「ノブは使わんの?」

 

ノブ「まだウォシュレット!?もうええて!」

 

大悟「使うか使わんかだけ、な?」

 

ノブ「それ聞いてどうするん!?」

 

大悟「頼む!教えてくれ!」

 

ノブ「なんやねん気色悪い…まあ、使わんけど」

 

大悟「はい、アホ!絶対論破したるわ」

 

ノブ「なんでぇ!!」

 

大悟「フフッ…」

 

ボワーーン

 

??「どうも、論破王です。あなたの『論破』の声に反応して、この場所に呼び出されました。」

 

ノブ・大悟「!?!?」

 

論破王「大悟さん、あなたですよ」

 

大悟「わし…?」

 

論破王「はい、そうです。あなた今ノブさんに『論破したるわ』と言ったでしょ?私が代わりに論破してあげますよ」

 

大悟「はぁ…なるほど…フフッ」

 

論破王「ノブさん、あなた、どうしてウォシュレットを使わないんですか?ウォシュレットを使えば、あなたが何回も何回も拭いてやっと綺麗になるお尻が、たったの一拭き、残った水分を拭き取るだけで綺麗になるのですよ?」

 

大悟「なぁ、ノブ…イヒヒッ…論破王の顔んとこ、どうなっとん?ニヤニヤ……排水溝や思ったわ…フフフッ」

 

ノブ「そんなわけないやろ!」

 

大悟「フフフッ…ほらぁ!あそこ!フフッ…排水溝やん!…フハハッ」

 

ノブ「…アッハッハッハ!!ほんまや!めちゃくちゃ排水溝やん!フハハッ」

 

論破王「何があなたを思いとどまらせているのです?恐怖心ですか?なんてことはありませんよ。だってあなた、シャワーを浴びたら肛門にも水はかかりますよね?それと何が違うんです?」

 

ノブ「フハハッ…その鼻?から口にかけてのとこ、どうなっとん!?そうはならんやろ…!あ、あぁ!今、今分かりそうやったど…!フハハッ…論破王さんもう一回喋ってください…フフッ……あぁ!…おぉ?あぁはいはい!そこに繋がって…アハハハッ!構造のクセがすごいっ!…フハハッ!…」

 

大悟「エラいことになっとる!…エラいことになっとんよ!…ギャハハッ!」

 

ノブ「その腕みたいなやつの動きはなんなん?…フフッ…たまに来るヴォーンみたいな……ニヤニヤ…その動き要る…?…ヴォーンていう…フフッ……いやそれやそれぇ!!それ何ぃ!?それ何ぃ!?…フハハッ!…そのヴォーンてやつ!!……ハハッ…それやめとけてぇ!!……ブハハッ!おい絡まっとるどぉっ!!ハッハッハ!…」

 

論破王「それともあなたを思いとどまらせているのは汚さですか?ノズルは普段収納されているのですよ?それが汚くなるわけないじゃないですか。逆にウォシュレットを使わずにトイレットペーパーだけで終わらせる方がよっぽど汚いですよね?」

 

大悟「おいノブ…フフッ…脇んとこ…イヒヒヒッ!」

 

ノブ「デカぁっ!Wiiぐらいデカイやん!…フハハッ……!?!?……おい!膝がジブリじゃぁ…!…アッハッハッハ!」

 

論破王「それともウォシュレットが環境に悪いとでも思っているのですか?トイレットペーパーを何回も使う方がよっぽど資源の無駄遣いですよ」

 

大悟「ノブ!…イヒヒヒッ…下半身が…!…フハハッ」

 

ノブ「おい何やそれぇ!!ゆずがハモりよんか!?…フハハハッ!おいおい!ちょっと!カメラさん見て!カメラさん見て!…腹はラスベガス!…フハハハッ…えぇ!?…ほんまどうなっとるん?ニヤニヤ」

 

論破王「以上の理由からウォシュレットを使わない人は頭が悪い、という結論が導かれます」

 

大悟「ギャッハッハ!もう帰ろっ!なぁ、ノブ!もう帰ろっ!」

 

ノブ「帰るかぁ〜…アッハッハ!」

 

……

 

論破王「おいスタッフ」

 

論破王「だから天の声で出せって言ったんだよ」

 

【好きな言葉は情熱です】こんな湘南美容外科は嫌だ。

 

本編

「好きな言葉は『当たって砕けろ』です。」

 

「好きな言葉は『合格最低点』です。」

 

「好きな言葉は『結果が全てじゃない』です。」

 

「好きな言葉は『保身』です。」

 

「好きな言葉は『連帯責任』です。」

 

「好きな言葉は『事後対応』です。」

 

「好きな言葉は『顧問弁護士』です。」

 

「好きな言葉は『情状酌量』てす。」

 

「好きな言葉は『示談』です。」

 

「好きな言葉は『転職』です。」

 

「イエス、高須クリニック!」

 

 

NG集

「好きな言葉は『税込』です。」

 

「好きな言葉は『巻き込み確認』です。」

 

「好きな言葉は『引き笑い』です。」

 

「好きな言葉は『返品OK』です。」

 

「好きな言葉は『焼け太り』です。」

 

「好きな言葉は『穴兄弟』です。」

 

「好きな言葉は『10両編成』です。」

 

「好きな言葉は『閉店セール』です。」

 

「好きな言葉は『情熱』です。」